サイトフィッシングのススメ
(管理釣り場編)

1.タックル準備

タックルは「メバル・カサゴ・ソイゲームのススメ」で紹介したものを流用できます。
  柔らかいトラウトロッドに小型のリール,4lb前後のナイロンラインです。

  ルアーは,ワームというわけにはいきません。禁止している場所が多いです。
  スプーンやスピナー,ミノーなどが定番です。お好きなモノをチョイスしてください。
  スプーン・スピナーは2〜5g,ミノーは5cm前後が標準です。


       
2.装備

装備はいたって軽装です。ただ山の中なので短パンはいけません
  虫さされで泣くハメになります。 ウエストバッグがあれば重宝します。
  中にルアーの入れ物,プライヤー(飲み込まれたとき使う)などを入れときます。
  デカイ魚が入っている所では,ランディングネットが必要かも知れません。
  あと,偏光グラスが重宝します。水面のぎらつきを押さえてくれます。


3.釣り場

各種情報誌を参考に,ルアー釣りが可能な管理釣り場をリストアップしてください。
  3種類に大きく分類することができます。

     @河川区分型・・・川に仕切りを設けて,区画で釣りをします。エサがメインです。
                 自分の区画を決めたらそこへ放流するシステムが多いです。
                 人が多い時は区画内を釣りきるとおしまいなのでオススメできませんが,
                 人が少なければ他の区画も,タップリ遊べます。
                 ポイントが小分けしてある分,常にフレッシュな魚が楽しめます。
                 また,流れがあるため,水流を理解するよいトレーニングにもなります。
                 意外にサイト向けです。

     Aプール状ため池型・・・人工的に堀池を作り,そこへ放流しています。
                 定期的に朝か夕に放流するところが多いです。
                 魚の量は他を圧倒しますが,人も多いとストレスが溜まります。
                 人が少なければ,爆釣も有りです。
                 魚も見える事が多く,サイトフィッシング向きです。

     B天然湖沼利用型・・・もともとある池・湖を利用して放流しています。
                 流れ込みやシャロー,ディープなど様々な条件が楽しめます。
                 ロケーションも良く気持ちがいいですが,魚の反応などは見えにくいため
                 サイトフィッシングには不向きな場合が多いです。

  最初に行く場合,オススメなのはAのタイプです。
  まずは,流れがなく全体が見通せるこのタイプがサイト入門向けだと思います。
  他の上手なアングラーの動き&魚の反応も観察できるおまけ付きです。
  あなたのリストアップした管理釣り場はどれに当てはまるでしょうか?


4.その他

以上が事前に準備・チエックすることです。あとは,思うがままにゲームをお楽しみください。
        放流したばかりのガツガツ食いつくヤツ
        ルアーにスレて見向きもしないヤツ
        後ろを付いてくるけど,なかなか食いつかないヤツ
        物陰から突然飛び出し,ルアーを吸い込むヤツ
        離れた所から,ダッシュしてくるヤツ
  いろんな魚が,相手をしてくれます。ルアーをいろいろ動かして反応をお楽しみください!!

       

                  

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